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- あこがれのかの国のベールがはがされていく学びの日々 -

市民精神医療 住宅(移行期と代替) psychiatrie citoyenne

第三回めは住まいについてです。
一人一人が自分を大切に暮らすためにはなによりも安心して住まう場所が必要です。
ハウジングファーストもこの考えに基づき実施されています。
リール市では一般市民との接点が様々に工夫されています。



住宅


公営アパートとアパート委員会の自治
市民精神医療において、社会的なつながりを維持できる住まいはインクルージョンの大切な要素です。
社会医療協会(AMPS)は地域社会に溶け込んだ暮らしが大切と考え公営住宅を斡旋します。主として2人から3人の共同入居を、また学生との共同生活の場としてこれまでに150のアパートが用意されました。
現在95人が57のアパートで療養プログラムを続けながら暮らしています。プログラムには、担当の精神科医との定期的な面談、看護師による定期的な聞き取り、治療計画の作成と見直しなどが含まれています。これらの医療チームにより24時間体制のサポートが受けられます。他に介護チーム、社会教育チームのサポートもあります。


これらのアパートは「アパート委員会」によって管理されています。
「アパート委員会」は、社会医療協会、公営住宅事務所の管理者、家主、介護者、ユーザー、その家族および受託者による自治的な集まりです。
委員会は、ユーザーに公営住宅の割り当てを行います。


社会医療協会が敷金を負担、患者は家賃と一般経費を負担し必要な場合には家賃保証チームの援助をうけることができます。



アンドレブルトンレジデンス
これも公営の住宅制度です。
6つのシェルターアパートと、6人まで収容できる重度障害用の大型療養アパートがあります。Faches Thumesnilにあり、各利用者は自分のアパートの借主で、 管理は自治体によって行われています。


5つの社会的サーピスを受けることができます。
これらの公的なアパートには病院スタッフ(介護助手、健康教育助手、教育助手、および病院サービス)が常駐しており、利用者の自立的な暮らしを可能にしています。これは重度障害者の場合の隔離による集中治療に代わる画期的な方法です。
このような援助により利用者は人々との程よい関わりを保つことができます。
(注: 教育助手については内容を確認する予定です)


社会復帰のための住宅 --  低額アパート、アンブロワズパレ


低額アパート、アンブロワズパレには2つのスタイルあります。
1 サムウルベケット療養アパート(第1棟4室)
長期にわたり入院した後の、社会復帰への最初のステップとしてのアパートです。
2つのスタジオがあり、うち1つには学生が住んでいます。3LDKのアパートに2人、4LDKには2人の利用者と学生がひとり住んでいます。
この制度は長期入院を避けるために用意されました。
リール市と土地所有者の合意により提供された低額住宅制度の一部を利用しています。
ファッシュツムシル町(リール市東地区の6つの町のひとつ)が所有しています。また、この町は病院でのデイケア活動やバスケットボードを設置した地域センターを運営しています。


2  ホームステイ型移行用アパート(第2棟5室)
入院に代わる療養ができるホームステイ型アパートです。リハビリ期間に対応して6ヶ月まで治療に協力するホストファミリーを迎えるアパート。学生も利用者と同居しています。症状が比較的安定している患者のための社会的な移行のための場所として5室が用意されています。
転出先シェルターとしては民間または公営アパート、老人ホーム、その他の居住施設があります。


移行用アパートには家政婦がいることが前提で夜間と週末にはリハビリ担当者もいます。 ここで、利用者は日常生活を責任をもってひとりで営んでいく方法を身につけます。
また看護スタッフが訪問し、治療状況の継続的に経過観察をしています。


地域精神医療サービス、フランスリール市東地区の経験より
次回はいよいよ社会復帰です!!!
元記事はこちらです。原文は英語ですのでぜひお読みください。
http://www.jmhhb.org/article.asp?issn=0971-8990;year=2014;volume=19;issue=1;spage=10;epage=18;aulast=Roelandt


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