?~~~ gigiのブログ ~~~?

- あこがれのかの国のベールがはがされていく学びの日々 -

『市民精神医療』療養から就労まで psychiatrie citoyenne

『市民精神医療』 リール市で実践されている『市民による精神医療』の具体的な取り組みについて書いていきたいと思います。原文は英語ですので直接お読みになりたい方はこちらをクリックするとご覧になれます。 Community mental health service: an experience from the East Lille, France Roelandt JL, Daumerie N, …

市民精神医療 就労 Psychiatrie citoyenne 4

今回はいよいよ社会復帰。 経済的社会復帰 適応障害者とのパートナーシップ(職場生活適応センター) Fâches-Thumesnilにある適応センター(CAVA)は、フランスの1901年アソシエーション法に基づき設立された障害者協会です。 経済活動を通じて社会的包括をめざします。その目的は、職業的に排除された人々(最低賃金の受給者、長期失業者)の雇用市場へのアクセスを促進することです。 CAE、補…

市民精神医療 住宅(移行期と代替) psychiatrie citoyenne

第三回めは住まいについてです。 一人一人が自分を大切に暮らすためにはなによりも安心して住まう場所が必要です。 ハウジングファーストもこの考えに基づき実施されています。 リール市では一般市民との接点が様々に工夫されています。 住宅 公営アパートとアパート委員会の自治 市民精神医療において、社会的なつながりを維持できる住まいはインクルージョンの大切な要素です。 社会医療協会(AMPS)は地域社会に溶…

市民精神医療 仕組み psychiatrie citoyenne 2

今回からはいよいよ中身を見ていきたいと思います。 リール市の市民精神医療のしくみ 1 町に散りばめられた治療プログラムの場 2 急性期の治療と入院に代わるもの 3 回復期をサポートする様々な市民参加のしくみ では、仕組みのなかでも実現しやすそうな町の仕組みから。 リール市の市民精神医療 - 2 1 町に散りばめられた治療プログラムの場 治療プログラムは、6地区全域で芸術、スポーツ、文化など、一週…

市民精神医療 理念  psychiatrie citoyenne

みなさん、お元気でお過ごしでしょうか? 社会学も2年目に入り嬉しい出会いがあり、また取り組むくテーマも決まりました。 『市民精神医療』 これから数回に分けて『市民による精神医療』の具体的な取り組みについて書いていきたいと思います。原文は英語ですので直接お読みになりたい方はこちらをクリックするとご覧になれます。フランス語に訳して要点をまとめたものがありますので、後ほど別ページに貼っておきます。 C…

フランスの医師 médecins français

フランスのお医者さんのはなし < 11 %が海外で医師免許を取得 > 現在フランスで稼働している医師のうち11 %が海外で医師免許を取得しています。 2018 年に新たに医師となった人では15 %が海外で取得 ! というのは。。 戦後植民地が独立し本国引き揚げ復興に貢献。 1930年の排外的医師法が影響してか戦後も外人医師の雇用は進まない中、60 年代には好景気のため膨大な労働者が必要となり、元…

フランスの人権擁護制度 12jours (3)

レイモンド・ドウパルドン監督 「12日」 No7 - No10 Trailer du film 12 Jours - 12 Jours Bande-annonce VF - AlloCiné 2017.11.29に公開になったドキュメンタリー映画でフランスでは静かなヒットになりました。自らを真剣に語る10人の証言は感動的です。 2011年よりすべての強制入院について手続きが法的に正しく行われたも…

フランスの人権擁護制度 12jours (2)

 ドキュメンタリー映画「12日」    続き No4-No6  レイモンド・ドウパルドン監督2017.11.29封切 2017.11.29に公開になったドキュメンタリー映画でフランスでは静かなヒットになりました。自らを真剣に語る10人の証言は感動的です。  12 jours: Amazon.fr: Raymond Depardon: DVD & Blu-ray (このDVDには聴覚障害者用に字幕…

フランスの人権擁護制度 12jours  要約

ドキュメンタリー映画「12日」  No1-No10 要約 レイモンド・ドウパルドン監督2017.11.29封切 フランスで静かなヒットとなったドキュメンタリー映画です。 現在DVDが購入できますが、日本語版はないのでここに要約を載せてみます。 予告編  このDVDには聴覚障害者用に字幕が、視覚障碍者用に音声ガイドがついていますので、それを基に翻訳しさらに要約してみました。 2011年よりすべての…

マクロンの貧困対策 lutte contre la pauvreté

少し書ける余裕が出てきましたのでぼちぼち再開したいと思います。 今回はマクロンが打ち出した貧困対策についてです。 貧困対策 : 18歳までは中退しても人生を応援 !! マクロンは貧困対策に2億4千万ユーロ、約324億円を計上しました。 20000人から30000人に昇る高校中退者対策として、18歳までは国が面倒みることを基本方針としました。例えば、中退後も職業専門学校等に進めるように、例えば料理…

ブルデューのフランスで学ぶ

昨年9月よりフランスで社会学を学んでいます。 アップアップ目先のことに追われて更新が滞っていましたが、こちらで学んだことを綴っていきたいと思います。 今週は le sujetと l individuについて学び大きな発見がありました。 正に日頃から感じていた日本社会の違和感が説明される言葉です。 これについては後日詳しく触れてみたいとおもいます。 さて、今日はハイキングに誘われて参加してきました…

Karamatsu

Karamatsu 落葉松(からまつ)の 秋の雨に  わたしの 手がぬれる 落葉松の 夜の雨に   わたしの 心がぬれる 落葉松の 陽のある雨に  わたしの 思い出がぬれる 落葉松の 小鳥の雨に  わたしの 乾いた眼がぬれる C’est automne. Il est dans une forêt de pins karamatsu. Il pleut, la nuit et la journé…

フランス魂といえば個人主義?いえいえ思いやり!

ご無沙汰してました。 約半年、フランスに留学するためのいろいろな手続きを経て、9月から社会学を学ぶことになりました。フランスの人たちは言われているよりはずっと柔らかくて親切と感じます。率直でよく働きよく遊ぶという印象、一言で言うと自然体の人が多い感じ。 よく言われる個人主義、個人主義とは他人のことはどうでもいい、という意味ではありません。だからこそなのか親切でストレートな思いやりも感じられます。…

l'urbanisme これからの都市整備のあり方

今日はTV5から。 都市づくりの環境に及ぼす影響について。 コンクリートで次々と固められた都市、大地はいったいどうなっていくの? 大地が呼吸しなくなったとき、水の流れを飲み込むことができなくなったとき、 生物の循環はどうなるのでしょうか? 救う手だてはあるのでしょうか? 緑地はどう整備すれば効果的なのか? 番組の最後に、研究者による解決策solutionらしきものが語られます。

Michaud est raciste! でもそれ本当に discrimination?

フランスの法律と制度、その基礎を学びに一週間の予定でフランスに来ています。 講師はM2の学生、フランスではBac5。バカロレアの後4年分の単位を取得しています。 public - privé,   civil - penal - administration,   loi - moral,   などの対比を明確にしたあと、 la constitution各国憲法(国民の分身)が条約よりも優先する…

le gaspillage ツイッター、有効活用!!

これを読んでちょっと変だと思われた方は多いのではないでしょうか? 昨年、ツイッターでいろいろとコメントされていた文章です。 文章だけ読むととても愛❤のあるお手紙です。 子ども食堂から子供たちにむけた励ましの、あるいはお誘いのお手紙に見えます。 さて、署名を見ると内閣総理大臣となっています。 日本の文化的伝統として、自他の区別があいまいというものがあります。 主語を言わずに文章をつくると、一般的な…

脳の発達と家族 Cerveau et Famille

今日のNHKは人間の誕生にまつわる話。 お母さんのマタニティブルーは集団で子育てしていたなごり。赤ちゃんの夜泣きはお母さんの胎内にいたときに昼間お母さんの体に負担をかけないようにしていたから。1才の人見知りは興味と怖れのコントロールができないため。3歳のイヤイヤは前頭葉の未発達のため。と、それぞれ生物学的な理由があるのだとそうです。とても引き込まれました。 ところで、3歳のイヤイヤは脳の発達が不…