~~ 市民による地域精神保健 ~~ 

- 健康は権利 - (無断転載はお断りします) 中村佳世

ハラスメントで本質的なこと〜ハラスメント集

フランスにはパワハラという言葉はありませんが、モラルハラスメントという言葉に集約されています。

ハラスメントは、人の自由を奪い、尊厳を傷つけることが問題とされます。



ここでは、丁寧にこころの機微を説明する動画を見つけましたので、取り上げてみたいと思います。


岡村晴美弁護士が、ご自身の経験を踏まえ、ハラスメントを微に入り細を穿ち、丁寧に分かりやすく説明しています。


職場での指導の目的は適切な生産を行うことなので、長時間の叱責などは、却って効率も落ち、明らかに不適切な指導です。



ハラスメントと言えるのは?

その本質は、惨めな気持ちにさせること。

自分の問題が些細なこととして扱われること。

と、岡村弁護士は説明しています。


問題の所在を指摘して闘うこともできず、むしろ自責の念に追い込まれたり、過労鬱病から自殺に至る事もあります。


対策もしっかり語られています。



ハラスメントを構造的に考える-パワーハラスメント・いじめ・DV



滝山病院事件をご存知でしょうか。

宇都宮病院事件からこれまで、何の政策も取られずに来たために、同じ問題が繰り返されます。

また、滝山病院に限らず、被害者とその遺族は社会的認知を得ることなく放置されてきたとも言えます。


岡村弁護士は

DVの特徴を

①否定してくる

②被害と被害者の過小評価

③自分が悪いんじゃないのという責任転嫁


と説明しています。


とすれば、被害者とその遺族は、国と日本社会により、ある種のDVを受けてきたとも言えます。


もし国賠訴訟を起こしても否定されるならば、更なるDVであると言えるかもしれません。


が、残念ながら、現在の日本ではそこまで人権の認識は熟していないため、往々にして裁判でも認識不足の判決が起こり得る、と指摘されています。


社会通念は急には変わりませんが、忍耐強く、確率的な勝率を上げていくのが賢明と言えるでしょうか。


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ハラスメント対応〜JR東日本

「カスハラには対応しない」 JR東日本が対処方針 - Impress Watch



報道されたハラスメントの例です。

お前らの脳みそ小さい

https://mainichi.jp/articles/20240425/k00/00m/040/043000c


育休1年とったら殺すぞ

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240425-OYT1T50058/

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