~~ 市民による地域精神保健 ~~ 

- 健康は権利 - (無断転載はお断りします) 中村佳世

当事者の参加 participation des usagers

Psycom講座より『新しい』考え方の誕生

『当事者参加』コンセプトを行動に移す

セリーヌ・ルビエールとイザベル・フルニエ (Psycom)


【参加と共同】

• リカバリー(主観的と医療的):

- その人なりの個人的な充実感の発展

- リカバリーという目的が大事なのではない。時折りぶり返すこともありながら生きていく、単純ではない過程そのものが大事。

- 病気のために可能性が限られることがあっても、その中で満足のいく生活を送ること。

 エンパワーメント:

自分の人生のあらゆる領域にわたって、自分で決定をコントロールできる

-  個人と集団、2つのレベル:

• 個人:当事者と介護者という関係におけるパートナーシップ

• グループ:ロビー活動、互いの権利の尊重など

• 経験知 = 素人知識:精神疾患を経験し、それを生きたことがある人は、病気やリカバリーについては、経験に基づく専門的な経験知を持っています。

• 相互援助:経験を患者(ピアサポート)と共有することで、感情的サポート、社会参加、個人的な評価、情報がもたらされます。。


【患者から利用者へ】

新しい姿の構築

【ゆっくりとした歩み】

18c末  病人として隔離

19c-20c 患者の治療の対象化

20c - 21c 主観的な患者

・病気に注目し健康と病気についてのみ語られる

・個人的問題に帰する病識化

・ピア教育+相互扶助、経験に基づく知識が認められる

・HIV患者の連合運動  立法の枠組み

今日 : 利用者/当事者の現在

ケア+サービスの組織のパートナーとして認識されている

・自律した当事者、彼のPCに関わりのある人、医療システムへの機能的参加者として

・精神保健の民主化と当事者の市民権の回復:言語、姿勢、規範に対する抵抗と緊張

出典:「フランスの扱いにくいメンタルヘルスポリシー」-Basset 2013

【参加の原則】

市民参加、8つの度合い

参加の度合い 資格定義

1 操作 不公平で部分的な情報しか得られない受動的な市民

2 指示  "

3 情報 発生したまたは発生中、進行中の状況に関する情報の市民への伝達

4 協議 市民は発言権持っているが、最終的な選択に対して決定権はない

5 含意 世論はある程度の影響力を持っているが権力を持つ者が決定を下す

6 パートナーシップ 市民は意思決定者と交渉することができる

7 権力の委任 市民集団に意思決定の一部を任せる

8 市民による統制 意思決定と行動における市民集団への全面的委任


【利用者参加のサービスにおける参加の仕方】

• 関与する:貢献するための移動が容易になり、役立つという感覚をもてる。

• 招待する理由を説明する:ステータスも機能もない場合、グループ内で自分の場所を見つけるのが難しいため、説明が必要。

• 仕事の分担:物事は人によって異なる方法で行われることを受け入れつつ、イベントを任せる

• 共同作成:一緒にイベントを作成する


【参加する、代表する、公の場での発言する、フィードバックを経験する】

いくつかの例

• ローヌ県 - 精神障害を抱えている、または経験した人々

一般的な立場 イベントの共同作成、それぞれの役割、向かう姿勢、参加を推進する

•レンヌ、メンタルヘルスの助言 

運営規則、共有された価値観、参加を促すための注意点

• Psycomネットワーク 

スピーチ、知識、経験を評価伝達し、リカバリー概念への意識を高めます。

参加、経験と知識を共有しましょう。

イザベル

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