~~ 市民による地域精神保健 ~~ 

- 健康は権利 - (無断転載はお断りします) 中村佳世

フランスの総括所見より精神保健関係を抜粋

【精神科強制入院、強制治療、入院審査に関して】
評価される点
国内に第三者評価機関を置いたこと、幾つかの具体的な法を定めたこと。


懸念
①同意のない入院という表現はWHOの言う障害者権利条約の考え方にそぐわない。考え方を合わせること。
②入院審査までの12日間の待機の間に過度の化学的身体拘束などの怖れがあるため12日間の期間をできるだけ短くすること。
③親の障害を理由に子供が親から離されてはならない。重要な子供の権利てあり、より適切な配慮により改善すること。
④後見人は障害者に取って代わるべきてはなく、あくまでも付き添うこと。
⑤本人の意志に反して強制入院させたり、クリニックなどへの通院を義務化し、強制治療することは人権モデルに反する。守らない場合にケアを見放すなどの脅迫もやめること。
⑥インクルーシブ住宅と呼ばれるグループホームや、ベルギーにある施設への子供の長期の入所などの特定障害による隔離をやめること。
⑦施設における暴力的な扱いをやめること。
⑧障害によらず司法へのアクセスや上告を保証し配慮すること。

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