~~ 市民による地域精神保健 ~~ 

- 健康は権利 - (無断転載はお断りします) 中村佳世

詩のブログ記事

詩(ムラゴンブログ全体)
  • Karamatsu

    Karamatsu 落葉松(からまつ)の 秋の雨に  わたしの 手がぬれる 落葉松の 夜の雨に   わたしの 心がぬれる 落葉松の 陽のある雨に  わたしの 思い出がぬれる 落葉松の 小鳥の雨に  わたしの 乾いた眼がぬれる C’est automne. Il est dans une forêt... 続きをみる

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  • léger l'air ... ふわーり浮きあがる 

    今日は軽めのシャンソンを2曲。 1   まずはGilles MaugenestのBIOSPHEREから1曲目を。 Et si nous commencions par l'élément le plus léger : l'air ... Et si comme lui on se faisait... 続きをみる

  • 待ちぼうけ Il attendit à gagner rien.

    「待ちぼうけ」多くの声楽家が歌っている日本歌曲のひとつ、面白おかしく人のおろかさが表現されています。でも翻訳していると、他人事と笑えない自分を発見したりして。 先ずは物語りから。                 Machibouke   ( L'histoire ancienne de Chine... 続きをみる

  • 花の街 ♪ フランス語にしてみました

    あらためて歌詞を読んでみると、意外にイメージしにくい箇所があります。 とくに3番。輪になっているのは何でしょうか? 戦後すぐの荒れた果てた街を見て、いえいえ勇気をだしましょう!と作られた曲。 東日本大震災のときにも「花は咲く♪」という歌が作られました。 輪になって、から想い起こされるのは新しい風が... 続きをみる

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  • わたしのお人形さん Ma Poupée chérie

    子どもがままごとをしています。あるいは、お母さんが自分の子どものことを私のかわいいお人形さんと呼んでいるという説もあるとか。 「ちゃんといい子にしておねんねしてくれないとママ死んじゃうよー」 「きれいなお洋服を着せて、お飾りもいっぱいつけてあげるからね、いい子にしてね」 「名づけ親のパパがロバにま... 続きをみる

  • le temps des cerises  さくらんぼの実る頃

    フランス歌曲であるメロディーやシャンソンはどこかふわーっとして優しく、自由を勝ち取るために力強く戦う、ときに荒々しくもあるフランス人の行動とは対称的な感じを受けます。 パリコミューンの頃に発表されたこの詩は、1968年の自由を獲得したときなど折にふれ謳われてきたそうです。恋の詩であると同時に、市民... 続きをみる

  • Chanson perpétuelle 終わりなき歌/シャルル クロ

    今日は、終わりなき歌/ショーソン作曲のことを少し。 女性の失恋の絶望感を歌ったもので19世紀らしく率直で、現代から見れば少し大げさとも思える豊かな感受性で綴られています。同時に韻を踏むというテクニックにもきっちり気を配っています。(un poèmeは韻をふむもの、une poesieは広く詩を指す... 続きをみる

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